4日ほど前に息子(二男)から、「自宅で自粛中に、時間が有ればこの本を読んでみたら面白いよ」と手渡されました。

 

時間が有りすぎ暇を持て余していたので、早速その夜から読みました。

 

その文庫本の題は、「グリコ・森永事件から28年目、捜査員300名による証言・キツネ目の男」で、NHKがドキュメンタリー番組を製作するにあたり、元・捜査員に証言して頂いた取材記録でした。

 

NHKの番組は数年前に放映されていますが、今更ながらグリコ・森永事件の真相や捜査本部・各府県警察(兵庫県・大阪府・京都府・滋賀県)の捜査や指揮系統・広域捜査の難しさ、縄張り意識や担当班の連携の難しさが理解出来ました。

 

この事件を参考にして、以後の警察庁を初めとした広域捜査の確立がなされたとも。

また科学捜査研究所の機器の精度の低さや、DNA鑑定が確立されていなかった時代での確証の困難さも分かりました。

 

そして肝心要の警察無線のデジタル化がされていなく、犯人側に警察情報が盗聴されていた可能性が大であるとも。

 

それでも犯人グループの一人である「キツネ目の男」には、捜査員が電車の中での不審な動きのキツネ目の男、また名神高速道路栗東サービスエリアで挙動不審のキツネ目の男を見掛けているのです。

 

サービスエリアでは滋賀県警の捜査員が県警本部に、「キツネ目の男がサービスエリアのベンチの下側に、何かを貼り付けているようなので、職務質問をさせて下さい」と。

 

しかし上司からは、「大阪府警が追跡中で、犯人側が指定した場所で金を受け取った所を現行犯逮捕するので、余計な事はしなくて良い」と。

 

この証言には、当時捜査本部で指揮を執られていた大阪府警S本部長が、「職質なんてとんでもない事だ、その男に黙秘されたらそれまでで、捜査方針通りに一網打尽にする為であった」とも。

 

しかし元・捜査員(刑事)達は口を揃えて、「職質さえ許可してくらていれば、また何でも難癖を付けて公務執行妨害で引っ張っていれば」と悔しさを証言していました。

 

またその後に、捜査先行班が高速道路の現金投下場所を確認し、次に来る会社員に扮した捜査員が乗った車両が通過した時にも現金を投下せず、またその真下で待機していた犯人グループの車両を、何も知らされていない滋賀県警のパトカーが職質し逃げられた時の件。

 

責任を取る感じで時の県警本部長が焼身自殺をされたとも。

その時のパトカー乗員の警察官は、その後刑事になりグリコ森永事件の捜査に関わったとも。

 

その事案も元・S大阪府警本部長は、「パトカーの乗員に過失はないし、寧ろ犯人が乗っていた車両や車両の中に置いていた無線機等々の、物証を確保しているので、殊勲者である」とも。

 

その他にも捜査員(刑事)が情報交換をせずに、自分で得た情報で犯人検挙をしたいとの思いが強かったとも。

 

またキツネ目の男の似顔絵を描いた捜査員は、キツネ目の男を間近で見た捜査員に確認し良く似ていると確証を持っていたとも。

この元・捜査員はNHK記者と懇談した1週間後に記者の似顔絵を描いていたと、似顔絵と記者の写真を掲載しています。

 

本当にソックリなほど良く描かれています。

 

この文庫本は大変面白かったのですが、文字が小さく読み終わるまで2日(1日2時間)を要しました。

 

そして一昨日、息子に返本しました。

その時に、「またこの本を読んでみたら面白いし、先の本より読みやすいから」と。

 

その文庫本は上下2冊で題名は、「木村政夫はなぜ力道山を殺さなかったのか」でした。

元・新聞記者であった作者が何年も掛けて取材し発行されたモノでした。

 

なのでこの文庫本も、昨夜から日課のウオーキングから帰宅した後、22:30分から0:00分まで読み出しています。

 

柔道家の、「木村の前に木村無し、木村の後に木村無し」と云われたほどの強豪柔道家でした。

その木村とプロレスの力道山が八百長試合をする約束でリングに上がりました。

 

1回戦は力道山が勝ち、2回戦は木村が勝ち、3回戦で引き分けるとの筋書きであったと。

 

しかし途中から力道山が約束を破り、木村に呆然と襲いかかり殴る蹴るの暴挙に出て木村を倒したとの事。

今はまだ初めの方を読んでいますので、これ以上は書けませんが兎に角面白いのです。

 

夜間、目が見えにくいのですが、面白さに負けて読んでいます。

 

若い時なら1冊を一晩で読めたものですが、今では1冊に二晩ほど要します。

やはり読書もボケ防止になりそうです。

 

夜の楽しみが増えました。

 

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べーやん 徳島文理大学

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